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土木学会誌

委員会委員などの募集

16.地盤工学委員会「火山工学研究小委員会」委員公募


火山活動は,人間生活に正負の両面から種々の影響を与えています。土木学会では平成4年度に「火山災害と防災・対策に関する研究小委員会」が設置され,平成7年度以降「火山工学研究小委員会」と名称を改めて委員会活動を行ってきました。とくに第7期には新燃岳噴火などを題材に「突発的な火山噴火に対する降灰や土石流が社会資本に与える影響と対策に関する調査研究(研究代表者:安養寺信夫)」を実施しました。
平成25年度から新たに3年間の予定で委員会活動の継続が認められました。本委員会では,主として従来から行ってきた事例研究の推進とともに,火山工学という学問領域と研究手法の確立と火山防災教育の啓蒙等を目指します。

・活動期間

平成25年度より3ヶ年(平成25年〜平成27年)

・主な活動内容

1) 研究計画
(1) 火山噴火災害事例研究の継続実施
新燃岳,桜島等の調査継続と,新たな噴火発生火山における緊急調査の実施等
(2) 火山噴火の影響に対する工学的アプローチ
噴火に伴って発生する現象(降灰,火砕流,溶岩流など)によるインフラへの被害予測の定量化を研究する。国内外の事例調査と被害予測手法の開発と対策工法の検討。富士山等の広域噴火災害へ適用。
(3) 火山噴火による社会への影響に対する防災学的アプローチ
火山災害理解向上のための一般社会へ向けた解説資料の作成
2) 研究成果の公表
全国大会における研究討論会のほか,講習会,シンポジウム等を企画・開催する。 23年度重点研究成果の出版「火山工学入門 応用編(仮題)」の編纂,出版は平成26年度予定

・委員の公募

本委員会に参画を希望される方は,氏名,所属,専門,既往研究テーマの他,委員会活動への貢献項目と具体的提案をA4用紙1枚程度にまとめ,平成25年9月6日までに下記宛にご送付下さい。

・問い合わせ・送付先

安養寺信夫
(一財)砂防・地すべり技術センター(〒102-0074東京都千代田区九段南4-8-21山脇ビル)
Tel; 03-5276-3273, Fax; 03-5276-3393, E-mail; nobanyoji@stc.or.jp
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