11.第5回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム(同時開催:「FRP複合構造研究小委員会」及び「FRPによるコンクリート構造の補強設計研究小委員会」成果報告会)
複合構造委員会(委員長:島 弘/高知工科大学教授)では,FRPあるいはFRPと鋼・コンクリートとの複合構造に関する,最新の研究成果の発表と情報交換を目的としたシンポジウムを開催致します.また,FRP複合構造研究小委員会(H208委員会)及びFRPによるコンクリート構造の補強設計研究小委員会(H209委員会)の成果講習会を同時開催致します.
土木学会における当分野のシンポジウムはこれまでに4回開催されてきました.第1回(2001年1月)および第2回(2006年1月)のシンポジウムは,対象を主として橋梁用途に絞った「FRP橋梁に関するシンポジウム」として,構造工学委員会により開催されました.第3回シンポジウム(2009年7月)は橋梁に限らず,土木構造物全般に範囲を広げた「FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム」として,複合構造委員会の主催により開催されました.そして,第4回(2012年11月)より2年に1度の定期開催となっております.
FRP複合構造研究小委員会では,軽量・高強度・腐食しないなどの卓越した性能を有するFRPを,土木構造物に適切に活かすために必要な,FRP部材の材料の設計値を求めるための材料係数や部材係数に関する基礎データや素材・部材の試験評価方法等について調査研究を実施し,このたび,その4年間の活動成果を,複合構造レポート11「土木構造用FRP部材の設計基礎データ」としてとりまとめ・発刊することとなりました.
また,FRPによるコンクリート構造の補強設計研究小委員会では,将来のFRPによる鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリート構造の補強設計指針の作成に貢献できる調査研究活動を行いました.このたび,その4年間の活動成果を複合構造レポート12「FRPによるコンクリート構造の補強設計の現状と課題(仮)」としてとりまとめ・発刊することとなりました.
パネル等展示,懇親会なども企画しておりますので,奮ってご参加頂きますよう御案内申し上げます.
・主 催
土木学会 (複合構造委員会)
・後 援
日本建築学会,日本材料学会,日本複合材料学会,強化プラスチック協会
・日 時
2014年11月12日(水) 9:00〜17:00 (17:15〜18:45:懇親会)
2014年11月13日(木) 9:00〜17:00
2014年11月13日(木) 9:00〜17:00
・場 所
土木学会 講堂およびEF会議室 (〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内)
学会へのアクセスは,http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtmlをご参照下さい.
・定 員
120名程度 (申込先着順)
・参加費
正会員,後援団体会員:14,000円,非会員:20,000円,学生員10,000円(いずれも,概要集(CD)代および小委員会報告書代(2冊)を含む)
※概要集(CD)のみ:3,000円
※懇親会費:1,000円<予定>
※概要集(CD)のみ:3,000円
※懇親会費:1,000円<予定>
・申込方法
シンポジウムのみ,もしくは講習会のみの参加は受け付けていません.下記により,第5回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウムにお申込み下さい.同時開催されるFRP複合構造小委員会及びFRPによるコンクリート構造の補強設計研究小委員会の成果講習会にもあわせてご参加頂けます.
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)からお申込み下さい.ホームページをご覧になれない方は土木学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項を明記のうえ,下記の「問合先」にFAXにてお申し込みください.申込書到着後,折り返し「参加券」をお送り致します.なお,後援団体会員の方は,必ず,通信欄に所属学協会名と会員番号をご記載下さい.会員番号の記載がない場合,非会員としての申込みとなる場合がございますのでご注意下さい.
【申込みに関してのお願い】
・ 参加費は,なるべく,事前に振り込んで頂きますようお願い申し上げます.
・ 申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず,開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますのでご了承下さい.
・ 申込みをされる前にご送金頂くことは,トラブルの原因となりますので,固くお断りいたします.
・ シンポジウム講演者は申込み不要です.講演原稿受理後に事務局にて参加登録させて頂きます.
・ 講演概要集(CD)は事前配布致します.
・申込締切日
2014年10月31日(金)
・スケジュール
2014年11月12日(水)
9:00〜 9:10 | 開会式 |
9:15〜12:15 | 講習会 FRPによるコンクリート構造の補強設計研究小委員会 |
プログラム(予定) | |
司会 野村 泰稔(立命館大学) | |
9:15〜9:20 | 開会あいさつ
佐藤 靖彦(北海道大学)
|
9:20〜9:50 | FRP材料による補強設計の課題と現状
久部 修弘(三菱樹脂インフラテック) |
9:50〜10:25 | FRPシート・プレートの付着・定着の評価
岩下 健太郎(名城大学) |
10:25〜10:40 | 休 憩 |
10:40〜11:15 | FRPシート・プレートによる疲労補強
小林 朗(新日鉄住金マテリアルズ) |
11:15〜11:45 | 環境作用がFRPシートの接着・付着に及ぼす影響
子田 康弘(日本大学) |
11:45〜12:00 | 将来の補強設計に対する提言
上原子 晶久(弘前大学) |
12:00〜12:15 | 質疑応答
上原子 晶久(弘前大学) |
13:15〜14:50 | セッション1(講演6編) |
15:05〜16:55 | セッション2(講演7編) |
17:15〜18:45 | 懇親会 |
2014年11月13日(木)
9:00〜12:00 | 講習会 FRP複合構造研究小委員会 |
プログラム(予定) | |
9:00〜9:30 | 研究の趣旨およびFRPの材料係数と部材係数の現状と考慮事項
杉浦 邦征(京都大学)
|
9:30〜9:55 | 成形精度と性能変動
金野 智広(AGCマテックス(株)) |
9:55〜10:15 | 曲げ性能と試験方法
松本 高志(北海道大学) |
10:15〜10:30 | 休 憩 |
10:30〜10:50 | 圧縮性能と試験方法(クーポン試験による)
北根 安雄(名古屋大学) |
10:50〜11:10 | 圧縮性能と試験方法(部材試験による)
中村 一史(首都大学東京) |
11:10〜11:25 | 引張性能と試験方法
兼本 道成(DIC(株)) |
11:25〜11:50 | 経時変化と部材の重要度
西崎 到(土木研究所) |
11:50〜12:00 | まとめと質疑応答 |
13:00〜14:35 | セッション3(講演6編) |
14:50〜16:40 | セッション4(講演7編) |
16:40〜16:50 | 閉会式 |
セッションの講演プログラムなどシンポジウムに関する詳細は,複合構造委員会のホームページ(http://www.jsce.or.jp/committee/fukugou/index.htm)をご覧下さい.
・問い合わせ先
土木学会 研究事業課 複合構造委員会
担当:久米村秀明 (E-mail:kumemura@jsce.or.jp)
TEL:(03)3355-3559,FAX:(03)5379-0125
担当:久米村秀明 (E-mail:kumemura@jsce.or.jp)
TEL:(03)3355-3559,FAX:(03)5379-0125
・その他
【懇親会の開催について】
シンポジウム第1日目終了後,懇親会を開催致します.参加ご希望の方は,シンポジウム当日,受付にてお申し込み下さい.
日 時:2014年11月12日(水) 17:15〜18:45
会 場:土木学会 EF会議室
会 場:土木学会 EF会議室
【パネル等展示について】
シンポジウム開催期間中,FRPに関する技術や製品などの情報交換の場としてパネル等の展示を行います.展示ご希望の方は,土木学会ホームページ/本部主催行事の参加申込
(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)をご覧の上,お申し込み下さい.
(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)をご覧の上,お申し込み下さい.
【表彰制度について】
40歳未満のシンポジウム講演者を対象として,研究内容に加えて講演内容が優れている場合に,表彰する制度を設けます.受賞者は,後日,複合構造委員会のホームページに氏名を発表するとともに,表彰状を送付します.