17.関西支部 平成26年度土木学会関西支部技術賞候補募集
この賞は、土木技術の発展に貢献する優れた業績を表彰し、その成果をたたえることにより支部会員の意識高揚を図るために、昭和57年に設けられました。応募資格を有する方であれば、個人、団体いずれでも応募いただけます。
表彰の対象は、「計画」、「調査」、「設計」、「施工」、「維持管理」等に関し、特色ある業績としています。
(1)平成27年3月末までに概ね完了する「事業」やユニークな「研究・技術開発」。
(2)「維持管理」に係るものは事業の完了時期は問いません。
(3)「計画・調査・設計」に係るものは事業の有無、完了・未完了は問いません。
評価のポイントは募集要項の選考基準にあるように、(1)新しい技術、(2)汎用性などのある技術、(3)困難の克服度など、(4)地域への貢献度などです。また、これらいずれかの評価項目について特に秀でている業績には「技術賞部門賞」を授与します。
近年の実績では、大規模で最先端の土木構造物の設計・施工だけではなく、以下のような維持管理事業やソフト的な取組みなども受賞しています。
多数のご応募を心よりお待ちしています。
―――――― 過去の受賞業績の一例 ――――――
【技術賞】 ○西名阪道御幸大橋の床版急速取替(H24) 仮設鋼床版の導入ならびにプレキャスト床版継手の改良など、先駆的な工法を用いて施工したこと、また夜間施工・昼間1車線開放という厳しい条件下において、大幅な施工時間短縮を達成したことなどを評価。 |
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○道頓堀川水辺整備事業(とんぼりリバーウォーク整備事業)(H25) 賑わいあふれる水辺空間の創造に向け、整備計画策定時から地域意見を取り入れ、沿川開発との一体的整備を実施。ソフト面では水辺遊歩道の利活用のための社会実験を実施し、日本で初めて民間事業者が包括的に河川敷地を占用し、イベント誘致等に民間ノウハウが活用可能な仕組みを構築したことなどを評価。 |
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【技術賞部門賞】 ○河川氾濫予測システムの整備(H24) 本システムの活用によって、出水時における危険地域の事前察知や地域を限定した市町の避難勧告等の発令が可能になり、人的被害の最小化に繋がること、また使命感を持って短期にシステムを構築し実用に供せしめたことなどを、地域に「喜ばれる技術」として評価。 |
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○複々線区間における弾力性ある輸送設備計画について(H25) 鉄道固有技術である“停車場配線”技術や、施工場面での“線路切換”技術をトータルコーディネートし、輸送障害発生後における「列車遅延の早期収束」、「ダウンタイム短縮」を実現し、利用者への安全安定した輸送サービスの提供に大きく貢献したことなどを「喜ばれる技術」として評価。 |
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なお、受賞した業績については、土木学会員及び一般の方々に広く理解していただくため、支部ホームページや刊行物等で授賞業績を広報させていただきます。多数のご応募を心よりお待ちしています。
募 集 要 項
・応募対象
計画・調査・設計・施工・維持管理等に関し、特色のある業績と評価できるもの。
・応募範囲
(1)事業もしくは研究・技術開発に関する業績は、申し込み時点で完了しているもの及び平成27年3月31日までに概ね完了予定であるもの。
(2)維持管理に関わるものは事業の完了の時期を問わない。
(3)計画・調査・設計に関わるものは事業の有無、完了・未完了を問わない。
ただし、以上の業績は論文・刊行物・報告書等(例えば土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集等が該当)に公表され、その業績が評価できるものとします。
ただし、以上の業績は論文・刊行物・報告書等(例えば土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集等が該当)に公表され、その業績が評価できるものとします。
・応募資格
個人応募者はすべて土木学会員であって、その実績時もしくは応募時において、土木学会 関西支部に所属すること。団体応募者はすべて土木学会関西支部賛助会員であること。
団体の場合は、業績への関与の度合いを考慮し、関係者はできるだけ揃って応募して下さい。
団体の場合は、業績への関与の度合いを考慮し、関係者はできるだけ揃って応募して下さい。
・応募方法
支部所定の用紙で提出して下さい。(支部HPよりダウンロードできます。)
・応募期限
平成26年11月7日(金)必着
・選考方法
[予選] 業績内容に基づき書類での選考を行います。
[本選] 予選通過者は、平成27年1月19日(予定)にその内容について、公開で発表を行って頂きます。選考は土木学会関西支部内に設置された技術賞選考委員会が行い、技術賞および技術賞部門賞を決定します。受賞者は平成27年3月末までに発表する予定です。
・選考基準
次の4つの項目と視点から評価します。この際、技術賞は複数の視点を総合的に評価します。
技術賞部門賞は下記のいずれかの視点で見たとき、特に秀でたものを評価します。
(1)新しい技術 :視点((1)独創性、(2)独自性、(3)先駆性)
(2)使える技術 :視点((1)汎用性、(2)発展性、(3)応用性)
(3)成し遂げた技術 :視点((1)努力度、(2)困難の克服度、(3)使命感の程度)
(4)喜ばれる技術 :視点((1)地域への貢献度、(2)地域への密着度)
・表 彰
土木学会関西支部総会(平成27年5月(予定))にて表彰し、賞状のほか楯あるいは銘板を
贈呈します。
・そ の 他
技術賞や技術賞部門賞を受賞する業績は非常に優れたものであり、今後の土木技術の発展にも大いに寄与するものと考えます。そこで、土木学会員および一般の方々にも広く理解していただくため、申込書や説明会での発表資料を土木学会関西支部のホームページや発表会での配布等に利用することにご協力をお願いします。
・提出先
応募に関する問い合わせ先:(公社)土木学会関西支部事務局
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2丁目1番4-409号
電 話 06−6271−6686 FAX 06−6271−6485
URL http://www.jscekc.civilnet.or.jp/ E-Mail inf@civilnet.or.jp
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2丁目1番4-409号
電 話 06−6271−6686 FAX 06−6271−6485
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