11.鋼構造委員会「鋼橋の性能照査型維持管理とモニタリングに関する調査研究小委員会」
鋼構造委員会では,以下の研究小委員会を新たに設置いたします.この小委員会活動に参加頂ける方を公募します.なお,本委員会の活動に際する交通費等は支給されません.
1.委員会名称
鋼橋の性能照査型維持管理とモニタリングに関する調査研究小委員会
2.委員構成
委員長:長山智則(東京大学)
幹事長:宮下 剛(長岡技術科学大学)
委 員:公募による
幹事長:宮下 剛(長岡技術科学大学)
委 員:公募による
3.背景と活動目的
定量化プロセスを通じて効率的な維持管理を可能とする性能照査型の維持管理法は,アメリカのAASHTOではLoad Resistance Factor Rating (LRFR) として一部採用されている.一方,我が国の鋼橋の維持管理は,目視点検の結果を定性的に利用するにとどまっている.つまり,目視点検やモニタリング,構造解析から構造性能に関する定量的な情報を得て,それらを鋼橋の維持管理に利活用する方法や体系は確立されていない.また,モニタリングに関する研究も精力的に行われているものの,モニタリングによる膨大なデータを用いた使用性及び安定性などの照査法は確立していない.今後,鋼橋の老朽化が急速に進行する状況をふまえると,性能照査型の維持管理法の構築ならびにモニタリングの利活用法について早急に道筋をつける必要がある.そこで,本委員会では,下記項目の調査などを通じて,性能照査型維持管理とそれに向けたモニタリング方法について検討する.
・性能照査型維持管理法に関する調査
文献調査(ISO13822,AASHTO LRFRなど)
Load Ratingの試計算
Load Ratingの試計算
・荷重Sに関する調査
活荷重の実態
モニタリング方法(BWIMなど)
モニタリング方法(BWIMなど)
・抵抗Rに関する調査
損傷と耐荷力の関係
モニタリング方法
モニタリング方法
・性能照査型維持管理に向けたモニタリングの提案
4.活動方法
年4回程度の委員会,および各WG活動
5.活動期間
2015年4月〜2018年3月の3年間(予定).
6.公募の締切日
2015年 2月13日(金)
7.応募方法
本委員会に参加希望される方は,1)氏名,2)年齢,3)所属,4)連絡先(住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス),5)特にご興味のある検討事項,等について,下記の応募先までE-mailにてご連絡ください.応募の際のメール題目は「鋼橋の性能照査型維持管理とモニタリングに関する調査研究小委員会」とご記入ください.
なお,30名程度の委員構成を予定しておりますので,応募者数によっては本委員会に参加頂けない場合もございますので,あらかじめご承知おきください.
応募先
長山 智則(委員長)
東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻
113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部1号館335号室
Email: nagayama@bridge.t.u-tokyo.ac.jp
長山 智則(委員長)
東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻
113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部1号館335号室
Email: nagayama@bridge.t.u-tokyo.ac.jp