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土木学会誌

論文・講演などの募集

15.「第23回地球環境シンポジウム」開催と発表論文の募集


・主催

土木学会(担当:地球環境委員会)

・期日

2015年9月2〜4日の3日間

・場所

北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟
詳細は6月号または7月号会告を参照

・参加

事前申込制
講演集代(地球環境研究論文集、地球環境シンポジウム講演集の2冊)を含む参加費は会員・一般10,000円、学生会員7,000円を予定(6月号または7月号会告欄に詳細を掲載)

1.研究論文(旧A論文)募集要項

1.1 募集課題
(1)地球あるは地域の環境問題とその解決策
(2)安全・安心な社会を形成するための土木技術・環境科学
(3)水・エネルギー・食糧問題などを克服する持続的な社会づくり
(4)気候変動の影響と緩和・適応方策についての取り組み

1.2 募集論文
(1)申込方法および期限
地球環境委員会のホームページ(http://committees.jsce.or.jp/global/)上の電子投稿システムから投稿していただきます。投稿日から3ヶ月以内にすべての審査プロセスを完了させます。2015年度のシンポジウムで発表するためには、4月7日(火)までに投稿してください。
(2)論文原稿の作成要領
A4判(2350字)で原則6ページ以内(日本語または英語)としますが、論文原稿の作成要領等の詳細はホームページ上に掲載しております。超過頁代,別刷代についてはホームページでご確認ください。

1.3 査読方法の見直しと保留論文制度の導入について
地球環境シンポジウム創設当初から投稿数が増加し、これまでの査読体制ではスケジュール管理が困難になってきました。地球環境委員会では、多くの論文を投稿していただくため、査読方法の見直しを図るとともに保留論文制度を試験的に導入いたします。

(1)査読方法の見直しについて
地球環境シンポジウムで募集する論文については、これまでの査読に対する考え方を見直し、次に示すような理念を以て、より良い論文とするための論文査読を行っていきます。

1)欠点に対する減点ではなく、新たな情報に対する加点を重視した査読を実施します。
2)「論文の評価はいずれ読者が下すものであって、査読者が下すものではない」、「根本的に間違った内容で無い限り著者の意見を尊重する」という基本的考え方に立ち返った審査を行います。
3)「新規性」あるいは「有用性」を重視した加点を行います。「カントリーレポート」のような当該地域での新規性や有用性についても尊重します。
4)原則6頁以内に研究の目的、方法、結果、考察等をまとめたシンポジウム論文であることに配慮した審査を行います。

(2)保留論文制度
限られた査読期間であることから、再査読後の再修正に対する最終判定の時間がとれずに、受理されない論文も少なくありません。そこで、当該年の地球環境研究論文集の掲載には間に合わないが、年内までに審査を終えて受理する「保留論文」制度を、今年度より試験的に導入いたします。
あともう少しの修正で掲載可能と思われる論文を対象に、当該年の地球環境シンポジウムでは、研究報告(旧B論文)としてポスター発表を行っていただきます。保留論文とするか否かは、編集担当者が判断し、著者の了解を得て決定いたします。保留論文を選択いただきますと、著者は、会場で多くの専門家と議論でき、再査読修正の参考とすることができるものと思われます。年度内に論文として採択された場合には、次年度の地球環境研究論文集に掲載されます。

2.研究報告(旧B論文)募集要項

2.1 募集課題
募集課題は、研究論文(旧A論文)と共通です。

2.2 募集報告
募集課題に関わる研究報告、情報資料・調査資料の報告、評論・論説などとします。アブストラクトは審査しますが、発表論文に対する査読は行いません。なお、従来は事前にアブストラクトの審査を行っており、その提出締切りを旧A論文と同日で募集しておりました。研究論文の査読体制の見直しとともに、研究報告(旧B論文)のアブストラクト審査を廃止し、広告や誹謗中傷等を掲載しないための簡易な全文審査を行い、採用を決定いたします。

・原稿〆切 6月中旬
・審査   6月中旬〜下旬

2.3 発表申込方法とその後の手順
(1)申込方法
地球環境委員会のホームページ(http://committees.jsce.or.jp/global/)に掲載する所定のメールアドレスに発表申込を送付していただきます。申込のメールに記述する項目は、(1)発表題目、(2)発表者氏名、(3)所属と連絡先(住所、電話、FAX、Email アドレス)、 (4)希望の発表形態(ポスター発表か口頭発表 か)、(5)発表の分野(地球温暖化、地球環境政策など、2〜3のキーワード)です。
(2)申込期間
6月中を予定。
(3)版下原稿の作成
A4判(2350字)で2〜6ページ(日本語または英語)としますが、詳細や提出期限は採否決定後に送付される原稿執筆要領をご覧ください。なお、提出する原稿は正・副あわせて3部を提出ください。

問合せ先

土木学会地球環境委員会 事務局担当:佐藤
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
TEL:03-3355-3559/FAX:03-5379-0125
Eメール:sato@jsce.or.jp
詳 細
http://committees.jsce.or.jp/global/
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