5.複合構造構造標準示方書講習会
複合構造委員会(委員長:島 弘/高知工科大学教授)では,2009年に主として設計を対象として複合構造標準示方書(2009年版)を制定しました.
土木事業は,計画,設計,施工,維持管理というプロセスで進められるため,複合構造委員会では,主として設計を対象として制定された2009年版を,複合構造物に関して設計,施工,維持管理の各段階に対応させるべく,新たにFRP部材も含めて「設計編」の改訂を行い,「施工編」および「維持管理編」を新たに作成し,2014年版を制定しました.
また,[原則編]を制定し,複合構造物の品質保証を確実なものとするために性能確保の前提を示した上で,設計,施工,維持管理の各作業の原則を規定し,各作業の連携を明確にしました.
なお,複合構造物の新たな構造形式の創出の喚起と,実務への利便性の両者に配慮し,この示方書の設計,施工,維持管理の各編は,「標準編(Standard))と「仕様編(Specification)」の2編で構成しました.標準編は,複合構造物の設計,施工,維持管理の構造の差異に依らない各作業段階の標準的な手法を規定したものです.また,仕様編は,この示方書の実務への利便性に配慮して,これまで実績のある構造については,現時点で採用されている種々の手法を参考に,学会示方書として推奨できる手法で,かつ実務に適用できる一般的な手法を取りまとめて規定したものです.
このたび,講習会を下記のとおり開催いたしますのの,ご参加くださいますようにお願い申し上げます.
・主 催
土木学会 (複合構造委員会)
・日 時
2015年5月22日(金) 9:30〜18:00
・場 所
土木学会 講堂およびEF会議室
(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内) 学会へのアクセスは,http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtmlをご参照下さい.
(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内) 学会へのアクセスは,http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtmlをご参照下さい.
・定 員
120名程度 (申込先着順)
・参加費
17,000円(複合構造標準示方書(2014年版)代込)
・申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)からお申込み下さい.ホームページをご覧になれない方は土木学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項を明記のうえ,下記の「問合先」にFAXにてお申し込みください.申込書到着後,折り返し「参加券」をお送り致します.
・申込締切日
2015年5月8日(金)
・スケジュール
9:30〜 9:40 | 開会挨拶 | 中島章典(宇都宮大学) |
9:40〜10:10 | 全体概要・原則編 | 渡辺忠朋(北武コンサルタント(株)) |
10:10〜12:30 | 設計編 | |
改訂の概要・標準編 | 池田 学((公財)鉄道総合技術研究所) | |
仕様編1(I〜III) | 古内 仁(北海道大学) | |
仕様編2(IV,V,VII) | 池田 学((公財)鉄道総合技術研究所) | |
仕様編3(VI),付属資料 | 西崎 到((独)土木研究所) | |
仕様編4(VIII) | 牧 剛史(埼玉大学) | |
(昼食休憩) | ||
13:30〜15:30 | 施工編 | |
全体概要 | 島 弘(高知工科大学) | |
標準編・仕様編(I) | 玉井真一((独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構) | |
仕様編 (II,III,IV) | 溝江慶久(川田工業(株)) | |
仕様編 (V,VI,VII,VIII) | 平 陽兵(鹿島建設(株)) | |
15:30〜15:45 | (休憩) | |
15:45〜17:45 | 維持管理編 | |
制定の概要・標準編 | 斉藤成彦(山梨大学) | |
仕様編1(1章,2章,3章1) | 木次克彦(中日本高速道路(株)) | |
仕様編2(3章2,4章,5章) | 山田正人(東日本旅客鉄道(株)) | |
制定資料・性能評価の事例 | 渡辺忠朋(北武コンサルタント(株)) | |
17:45〜18:00 | 閉会挨拶 | 奥井義昭(埼玉大学) |
・問い合わせ先
土木学会 研究事業課 複合構造委員会
担当:久米村秀明 (E-mail:kumemura@jsce.or.jp)
TEL:(03)3355-3559,FAX:(03)5379-0125
担当:久米村秀明 (E-mail:kumemura@jsce.or.jp)
TEL:(03)3355-3559,FAX:(03)5379-0125