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土木学会誌

催事
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11.第3回 鋼構造技術継承講演会
「経験豊富な先人に学ぶ次世代への承継技術」


先人の多大な努力により建設・管理がなされてきた多くの鋼構造物は,社会基盤を構成する重要な構造物として,今なおその役割を担い続けています.そして近年,政府の国土強靭化方針の下,耐震技術の高度化や既設構造物の長寿命化への関心が高まっており,兵庫県南部地震などを経て飛躍的に進展した耐震設計技術や,重要性が叫ばれるようになって久しい維持管理技術など,これまで蓄積された技術を継承し,また発展させることが重要な時期に来ています.
本講演会では,大先輩の技術者,研究者の方々に,研究面および技術面における豊富な経験を,現役および次世代を担う技術者,研究者の方々に技術伝承するための講演をしていただきます.
第3回となる今年度は,国鉄,鉄道総合技術研究所OBで,現在株式会社BMC技師長,NPO橋守支援センター理事長の阿部允氏に,鋼構造のメンテナンスにおけるやりくりに関わるご経験に関するご講演を,また,名古屋大学にて座屈耐荷力,鋼製橋脚の耐震に関する研究・教育に取り組まれ,現在名城大学総合研究所に所属し,耐震解析研究所技術顧問を兼ねる宇佐美勉氏に,鋼橋の座屈・耐震設計の高度化に関するご研究と実務的な課題などに関わるご経験を含めたご講演をそれぞれ頂く予定です.両氏のご講演は現在鋼橋が直面している維持管理に大きく役立つでしょう.参加費は無料です.奮ってご参加下さい.
なお,講演会終了後に,講演者の方々を囲む懇談会を予定しておりますので,こちらにもお気軽にご参加下さい.

・主 催

土木学会(担当:鋼構造委員会)

・日 時

2015年12月3日(木) 14:30〜17:20

・場 所

土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内)

・参加費

無料

・申込締切日

2015 年11 月30 日(月) (申込順で100 名まで)

・参加申込

参加をご希望される方は,以下のサイトからお申込みをお願いいたします.
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
ご登録いただきましたメールアドレス宛に開催日前までにメールにより参加券をお送りいたしますので,印刷して,当日ご持参ください.
申込後,キャンセルをされる場合は必ず参加申し込み終了前までに事務局宛にご連絡ください.ご不明な点がございましたら,下記までお問合せください.
<お問合せ先>
土木学会事務局研究事業課 尾崎史治
TEL:03-3355-3559
メール:fumiharu-ozaki@jsce.or.jp

・詳細(プログラム)

14:30〜14:35 鋼構造委員会委員長挨拶
14:35〜15:50 阿部允氏:「鋼橋のメンテナンスはやりくりのマネジメント」
15:50〜16:00 休憩
16:00〜17:15 宇佐美勉氏:「鋼橋の座屈・耐震設計の高度化に関する2,3の話題」
17:15〜17:20 鋼構造委員会副委員長挨拶

懇談会(会費制:4,000 円/人)
場 所:土木学会近隣
時 間:17:30〜19:30 懇談会

*本講演会はCPD認定プログラムです(2.8単位)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会