■金沢大学理工研究域地球社会基盤学系


・募集人員

テニュアトラック助教(任期は原則5年)または准教授(任期なし) 1名

・所   属

理工研究域地球社会基盤学系

・専門分野

未来社会デザイン工学
新型コロナウイルス感染症や想定外の大規模災害等に対処できる強靭かつ持続可能な社会の構築は喫緊の重要課題である.これまでの災害に強い社会基盤などのためのエンジニアリングの枠内にとどまらず,予測に基づいた計画を止揚した新たな方法論を再構築し,強靭な社会基盤の土台の上で,土木計画・交通計画の専門分野の知識を生かし,新たな生活様式へ変化した人々のくらしやニューノーマルな様々な社会・経済活動を考慮した未来社会のメカニズムの解明やそのトータルデザインに資する研究を推進することが必要であると考えられる.着任後は,これまでに行ってきた研究を深化させるとともに,このような研究に取り組んでいただきます.また,未来社会を牽引すると期待されるDX(デジタル・トランスフォーメーション)などに着目した本学の研究課題グループ「データサイエンス・ナノ・バイオ技術に基づいた環境価値の創造と超スマートシティのデザイン」に所属し,超スマートシティのデザインに活用できる理論・モデル・技術の開発などの研究及びそれらに基づいた融合的な研究も行っていただきます.

・担当科目

専門分野や土木計画学・交通工学の関連科目及び測量実習や確率統計等の土木系共通的科目の一部(講義は英語で行っていただく場合があります).

・応募資格

(1)博士の学位を有する女性研究者
(2)着任後に未来社会デザイン工学に関する研究を行うことができる研究者で,これまでに交通工学あるいは土木計画学の分野で優れた国内外の研究業績を有し,上記の研究課題グループの構成員と協調して融合的研究を行うことができる方
(3)教育に熱意を有し,専門分野の科目及び測量実習その他の共通的な土木系科目を担当可能な方
(4)本学のグローバル人材育成の趣旨を理解し,英語による講義及び研究指導が行える方.日本語による講義および学生や教職員とのコミュニケーションに不自由しないこと.

・着任時期

令和3年4月1日以降のできるだけ早い時期

・応募期限

令和2年10月30日(金)必着

・提出書類やその他情報

https://www.se.kanazawa-u.ac.jp/researcher/koubo.html

・選考方法

書類選考の上,候補者に対し面接(プレゼンテーション,英語での模擬授業など)を行います(面接の旅費等は自己負担).

・提出先

〒920-1192石川県金沢市角間町
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系 系長 教授 桝谷浩

・問い合せ

〒920-1192石川県金沢市角間町
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系 教授 中山晶一朗

・その他

応募書類は返却しません.書類に不備がある場合,応募を受け付けないことがあります.適任者がいない場合や適正な選考ができない場合,採用を見送ることがあります.
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会