■Vol.105 No.1 January 2020
会長新年挨拶 |
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新たな時代の創生に向けて 林 康雄(土木学会 第107代 会長) |
編集委員会から |
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次号が“待ち遠しい”学会誌を目指して 鎌田 敏郎(学会誌編集委員長) |
特集 巨大地震・自然災害に備える ─災害時情報の収集・伝達と早期復旧への活用─ Megathrust Earthquake and Natural Disaster Preparedness ─Intelligence Gathering and Transmission During Disasters and its Application to Rapid Recovery─ |
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南海トラフ巨大地震の巨大な「被害推定」と「対策効果」 Estimation of huge economic damage by Nankai trough earthquake and the mitigation effects by countermeasures. 藤井 聡(京都大学大学院 工学研究科 教授、京都大学 レジリエンス実践ユニット長) |
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レジリエントな防災・減災機能の強化(SIP第1期)の成果と 国家レジリエンス(防災・減災)の強化(SIP第2期)の将来 Achievement and perspective of Strategic Innovation Promotion Programs of Social Resilience for Natural Disaster 堀 宗朗(海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 部門長) |
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大規模災害に必要な情報通信技術 ─南海トラフ地震に備えて─ ICT Required for Large-Scale Disasters ─Preparing for the Nankai Trough Earthquake─ 大和田 泰伯((国研)情報通信研究機構 オープンイノベーション推進本部 ソーシャルイノベーションユニット耐災害ICT研究センター 応用領域研究室主任研究員) |
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避難・緊急活動支援統合システムの研究開発 ─災害現場で、情報共有の先に求められるもの─ Development of a Cyber-Physical System for Disaster Resilience(CPS4D)that improves decision making support 松井 隆(日立製作所 ディフェンスビジネスユニット 情報システム本部インテリジェンスシステム設計部 主任技師)/谷本 幸一(日立製作所 研究開 発グループ テクノロジーイノベーションセンタ セキュリティ研究部 主任研究員) |
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インフラ復旧優先順位決定システムのための並行時空管理基盤開発 Development of Parallel Dimensional Information Management Basis for Prioritization on Damaged Infrastructure Recovery after Huge Disaster 畑山 満則(京都大学 防災研究所 教授) |
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四国地方整備局における南海トラフ地震への取り組み Countermeasures against Nankai Trough Earthquake by Shikoku Regional Development Bureau 野本 粋浩(国土交通省 四国地方整備局 統括防災官) |
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静岡県総合防災訓練40年の継続と最新訓練報告 ─継続は力なり─ 40years continuation of disaster drill and a report of the latest drill ─Continuation is Power─ 植田 達志(静岡県 危機管理部危機管理監代理 兼 危機報道官) |
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2018年度の重なる災害を踏まえた「新・大阪府地震防災アクションプラン」の一部修正について The Amendment of “Osaka Prefecture's New Disaster Prevention Plan for Earthquakes” based on Natural Disasters in 2018 佐藤 広章(大阪府 危機管理室 室長) |
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多様な通信放送メディアを用いた多層的な災害情報配信技術 ─住民に対する迅速な情報伝達─ Multi-layer disaster information distribution technology utilizing a variety of communication broadcasting media ─Prompt communication to residents─ 内山 武明((株)NTTデータ 社会基盤ソリューション事業本部 観光・防災推進担当 部長) |
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民間企業におけるBCPの取り組み状況と課題 ─災害情報の効果的かつ効率的な収集の実現に向けて─ Private sectors' approach for a Business Continuity Plan and its issues for an effi cient and effective disaster information gathering 山田 昌和((株)富士通総研 コンサルティング本部ビジネスレジリエンスグループ チーフシニアコンサルタント) |
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受け身の「受注」から課題解決型の「提案」へ ─都市丸ごとシミュレーション技術の活用─ From passive "Build to Order" to problem-extraction-type "Proposals" ─Utilization of city scale simulation technique─ 飯塚 敦(神戸大学 都市安全研究センター 教授) |
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「巨大地震・自然災害に備える─災害時情報の収集・伝達と早期復旧への活用─
」をより深く理解するために Further Studies on Intelligence Gathering and Transmission During Disasters and its Application to Rapid Recovery |
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特別企画 | |
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の交通施策 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の交通マネジメント成功に向けて ─カギを握る企業と市民の協力─ [座談会メンバー] 家田 仁(政策研究大学院大学 教授) 赤羽 弘和(千葉工業大学 教授) [司会]毛利 雄一((一財)計量計画研究所 理事兼研究本部長) 東京2020大会の取り組み ─大会輸送を成功に導く先進的な交通マネジメント─ 神田 昌幸((公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 輸送局長/荒井 俊之(東京都オリンピック・パラリンピック準備局 技監) MaaSの活用による大規模イベント時の混雑緩和の可能性について 日高 洋祐((株)MaaS Tech Japan 代表取締役社長) |
見どころ土木遺産[第184回] | |
百間川の治水施設群 ─津田永忠の意思を継いで300年─ 樋口 輝久(岡山大学大学院 環境生命科学研究科 准教授) |
LET'S GO ABROAD! | |
[第49回│カンボジア王国] シハヌークビル港湾公社に勤務して 薮中 克一(シハヌークビル港湾公社、JICA 専門家) |
私の働き方 ─ようこそ私の職場へ─[第13回] | |
国際色豊かな研究室の運営 ─博士後期課程学生の視点から─ 宮ア 祐輔(京都大学 大学院工学研究科 都市社会工学専攻 助教) |
土木の機械図鑑[第13回│測る3] | |
宇宙からの地図作成・更新 ─地形を測る─ 田殿 武雄(宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター 研究領域主幹) |
みんなで伝えよう土木の魅力─土木の広報・虎の巻─[第7回] |
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ツタワルドボクの共Do ─変人が未来を拓く─ 片山 英資((一社)ツタワルドボク 代表理事、(株)特殊高所技術 執行役員) |
たすきでつなぐ土木のチカラ[第4回] |
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水中で受け継がれる潜水技術(2) ─水産・海洋教育を通じて学ぶ、マリンエンジニアとしての使命─ 澤 一雅(京都府立海洋高等学校 海洋工学科 海洋技術コース) |
覚えよう! 土木偉人[第37回] |
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「土木工学の権威」 物部長穂 ─現代に息づく不朽の名著「水理学」 滝沢 清寿(秋田県文化財保護協会協和支部長 兼 秋田県理事) |
わたしの本棚[第128回] |
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一日一生 [評者]中西 正継(東京都下水道局 計画調整部 事業調整課 施設計画担当 課長代理) |
こころが動いた、そのとき[第22回] | |
「誰のための仕事か」を改めて意識した日々 大西 亘((公社)日本河川協会 専務理事) |
学生記事 解き明かせ!フシギ構造物! ─学生インフラ探偵団─[第7回] |
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東京都目黒区にある巨大な道路構造物 ─コロッセオのような外観の謎に迫る─ [取材現場]首都高速道路 東京西局 保全管理課 |
地域リポート | |
近代大阪の水道拡張の礎「本庄水管橋」100年の歴史に幕 ─市民に親しまれた土木遺産、往時の技術を振り返って─ 吉澤 源太郎(大阪市水道局 工務部工務課 担当係長) |
事故・災害 | |
平成30年7月西日本豪雨災害 土木学会関西支部調査団報告 角 哲也(京都大学 防災研究所 教授) |
会長連続対談![第2回│会長・副会長 新春座談会] | |
土木界の大変革を目指し、新・中期重点目標を策定中 ─JSCE2020実現へ向けての抱負─ [座談会メンバー] 座長 林 康雄(第107代 土木学会会長) 小澤 一雅、茅野 正恭、冨永 晃宏、松島 学、吉ア 収(土木学会 副会長) [司会]山田 菊子(企画委員会 副幹事長) |
論説・オピニオン |
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第150回(1) 留学生受け入れの大競争時代の現状とその対応策 大津 宏康(京都大学大学院 工学研究科) 第150回(2) 改めて問いたい、「大学での国際化とかグローバル化とか」 山田 均(横浜国立大学) |
国際センターだより |
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土木学会論文集目次 |
学会の動き | |
理事会報告 平成30年度 第4回理事会 議事録/平成30年度 第5回理事会 議事録/平成30年度 第6回理事会 議事録 / 委員会報告 「2019年度土木学会デザイン賞」授賞対象作品の決定と受賞者プレゼンテーションのご案内 |