■Vol.105 No.3 March 2020
会長からのメッセージ[第50回] |
|
オリンピック・パラリンピック後の日本と土木 林 康雄(土木学会 第107代 会長) |
特集 対話する土木 ─今、ダムから考える─ An Anthology of Perspectives ─Dams and Beyond─ |
|
ダム現場での対話 ─学んだこと、学ばなかったこと─ Interaction around Dam construction site ─learning and not learning─ 竹村 公太郎(NPO法人日本水フォーラム) |
|
座談会
荒瀬ダムの事例に学ぶ共生と対話のあり方 Lessons from Arase Dam ─Forms of Symbioses and Dialogues─ [座談会メンバー] つる 詳子(豊かな球磨川をとりもどす会事務局長、自然観察指導員熊本県連絡会会長、環境カウンセラー) 角 哲也(京都大学 防災研究所 教授) 土山 大典(球磨川温泉鶴之湯旅館 経営者 四代目) |
|
「対話」は事業参加の場 ─ダム建設事業に見る合意形成の条件─ Dialogue as a project participating place:Conditions for forming of agreement in dam construction project 長谷部 俊治(法政大学大学院公共政策研究科 教授) |
|
水力発電所建設に伴う住民(少数民族)の移転 ─ラオス国ナムニアップ1水力発電プロジェクトの事例─ Resettlement of ethnic minority “Hmong” related to hydropower project ─Case study of Nam Ngiep 1 Hydropower Project in Lao PDR 筒井 勝治(関西電力(株) 水力事業本部) |
|
コノウィンゴダム ─鳥類の生物多様性─ The Conowingo Dam ─a case study of avifaunal biodiversity マイケル・J・マクグロウ(Applied Ecological Services)/デイビッド・A・ヒューウィット(University of Pennsylvania, Department of Biology) |
|
ダム完成後を見据えた地域づくりの取り組みについて About approach of community improvement that looked after dam completion 由川 努(大阪府 安威川ダム建設事務所 主査) |
|
宮崎県耳川における河川再生の取り組み River restoration efforts in the Mimikawa River, Miyazaki Prefecture 杉尾 哲(宮崎大学 名誉教授) |
|
国土、社会、そして時間との対話 ─ダム再生ビジョンにみるダムのこれから─ "Interaction" with the Land,Society and time ─The Future of Dams in the Vision on Upgrading Dams─ 島本 和仁(国土交通省 水管理・国土保全局 治水課 事業監理室長) |
|
ダム技術伝承の基本は「時代を超えた対話」にある Transfer of dam technology by "Dialogue beyond the time" 川崎 秀明(ダム技術センター、工学博士) |
|
マルチプル アーチダムの豊稔池ダムの建造と改修事業 Procedures of Construction and Repair of Multi-type Arch Dam Hounenike 辻 幸和(NPO法人持続可能な社会基盤研究会 理事長、群馬大学・前橋工科大学 名誉教授) |
|
つながる広報 ─繰り返し事実を伝える─ Spread information ─To repeat and inform facts─ 中野 朱美((一財)日本ダム協会 参事役) |
|
ブラジルにおける水力発電プロジェクトの持続可能性に関する課題 ─Envisionに基づいた議論─ Sustainability Challenges in Hydropower Projects in the Amazon. An Envision-based Discussion ジュディス ロドリゲス(Zofnass Program研究員) |
|
ダムのイメージ変遷に見る公共事業の理解の難しさとその克服の手掛かり In order to overcome dif? culties in mutual understandings on public-work projects from reviewing changes in impression among citizens to large dams during this half century 辻本 哲郎((一財)河川情報センター) |
|
公共事業における対話をより深く理解するために To better understand dialogue in public works |
見どころ土木遺産[第186回] | |
宇津ノ谷隧道群 ─宇津ノ谷峠と4時代の宇津ノ谷隧道─ 岩下 健太郎(名城大学 理工学部社会基盤デザイン工学科 准教授) |
LET'S GO ABROAD![第51回│ミャンマー連邦共和国] | |
ミャンマーの電力マスタープラン ─電力セクターの将来像を描くために─ 柴田 翔((株)ニュージェック 国際事業本部 土木グループ 主任) |
私の働き方 ─ようこそ私の職場へ─[第15回] | |
わが社の社員活躍計画 ─女性のちからを借りて─ 若原 雄一朗(大日コンサルタント(株) コンサルタント事業部 河川・地域環境部 次長 兼 技術管理本部 イノベーション推進室 次長) |
土木の機械図鑑[第15回│登る(2)] | |
アンカーロックマシーン ─高所無足場削孔機(ARM)─ 岡本 俊仁(高所機械施工協会 副会長) |
みんなで伝えよう土木の魅力 ─土木の広報・虎の巻─[第9回] |
|
夏のリコチャレへの参画奮闘記 ─ドボジョと土木現場体験!「カントクさんになってみよう」─ 小林 千佳((一社)土木技術者女性の会 東日本支部長) |
たすきでつなぐ土木のチカラ[第6回] |
|
線路を守る ─保線の進化とその心─ 大竹 敏雄(東海旅客鉄道(株) 取締役常務執行役員 総合技術本部長) |
覚えよう! 土木偉人[第39回] |
|
「近代砂防の先駆者」ヨハニス・デ・レイケ ─治水上砂防の土台作りに尽力 亀江 幸二((一財)砂防フロンティア整備推進機構 理事長) |
わたしの本棚[第130回] |
|
大リストラ時代・サラリーマン卒業宣言! 独立して「個業家」になろう [評者]家入 龍太(建設ITジャーナリスト) |
こころが動いた、そのとき[第24回] | |
橋に魅せられて 椛木 洋子((株)エイト日本技術開発 国土インフラ事業部 理事・技師長) |
学生記事 かける土木[第1回] |
|
ロボット工学×土木=建設産業の崩壊を食い止める [取材現場]東京大学 |
地域リポート | |
土木学会関東支部「第25回土木系学生によるコンクリートカヌー大会開催報告」 ─学生が挑んだ熱い夏の記録─ 齊藤 準平(日本大学 理工学部 交通システム工学科 准教授) |
事故・災害 | |
2019年台風19号による豪雨災害状況 [水工学委員会調査団] 清水 義彦(群馬大学大学院 理工学府 環境創生理工学領域 教授(調査団総団長)) 田中 仁(東北大学大学院 工学研究科 土 木工学専攻 教授) 田中 規夫(埼玉大学大学院 理工学研究科 環境システム工学系専攻 教授) 吉谷 純一(信州大学 工学部 水環境・土木工学科 教授) 二瓶 泰雄(東京理科大学 理工学部 土木工学科 教授) |
SPECIAL CONTENTS[土木学会会長] | |
学会長の散策談義 ─えき・まち新空間の創造─ [散策談義メンバー] 林 康雄(第107代 土木学会会長) 岸井 隆幸(日本大学 特任教授(元日本都市計画学会 会長)) 斉藤 親(東日本旅客鉄道 (株) 技術顧問) |
論説・オピニオン |
|
第152回(1)Society5.0、スマートシティと都市計画 石田 東生(筑波大学 名誉教授、日本大学 特任教授) 第152回(2)ICT活用におけるヒトと機械の協働 ─港湾のデジタル化、スマート化を事例として─ 小野 憲司(阪神国際港湾(株) 取締役副社長) |
国際センターだより |
|
土木学会論文集目次 |
学会の動き | |
技術推進機構報告 土木学会認定土木技術者資格審査2019年度合格者(受験番号)の発表/ 委員会報告 土木学会木材 工学委員会が「ウッドデザイン賞2019」を受賞/ 訃報 名誉会員 土木学会第86代会長 岡田 宏さんのご逝去を悼む |