公益社団法人土木学会




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令和5年度認定
茂岩橋
中川郡豊頃町 竣工年:1961(昭和36)年 (1970(昭和45)年歩道橋添架)

茂岩橋は、変断面下路式ゲルバートラスの橋梁において国内最長スパンを誇り、左右対称で中央に尖峰が並び立つ、均整の取れた意匠の土木遺産です。




令和4年度認定
標津橋
標津郡標津町 竣工年:1962(昭和37)年

標津橋は、アーチリブにフィーレンディール構造を持つ国内唯一の橋梁形式で、戦後の北海道の土木技術の発展に寄与した土木遺産です。




旧茂喜登牛水路橋
足寄郡足寄町 竣工年:1958(昭和33)年

旧茂喜登牛水路橋は、PC技術黎明期に建設した当時国内最大クラスのPC桁であるとともに、約60年間以上北海道の電力安定供給に貢献した水路橋です。




令和2年度認定
神居大橋
旭川市 竣工年:1938(昭和13)年(1958(昭和33)年、1972(昭和47)年、1981(昭和56)年等、木部材等について改修)

神居大橋は、景勝地神居古潭に架かる吊橋で、当初の木製補剛トラスの形式を継承しつつ改修され、かつての木橋の姿を今に伝える貴重な土木遺産です。




令和元年度認定
旧運河橋
石狩市 竣工年:1936(昭和11)年(昭和56年移設)

旧運河橋は、鋼材の節約や軽量化、美観の向上を目標に新技術導入に挑んだ先人の気概を示す北海道で最古、国内でも最初期の全溶接単純鋼鈑桁橋です。




平成24年度認定
岡山橋
岩見沢市東町 竣工年:1936(昭和11)年

道内に現存する数少ない戦前の鋼道路橋(4橋)の1つであり、北海道で最初に架設されたソリッドリブ・タイドアーチ橋である。




平成22年度認定
創成橋
札幌市中央区 竣工年:1910(明治43)年(2010(平成22)年復元改修)

札幌のまちづくりの礎となった市内最古の石造橋。その歴史と技術を後世に継承すべく、往時の姿で復元した貴重な土木遺産である。




舞鶴橋
夕張郡長沼町 竣工年:1936(昭和11)年(1995(平成7)年現位置移設)

千歳川流域の治水と開発を象徴し田園風景に映える円形アーチが地元で愛され移設保存となった戦前の希少なランガーガーダー橋である。




平成21年度認定
第三雨龍川橋梁
雨竜郡幌加内町 竣工年:1931(昭和6)年

道内初の吊足場式架設工法の採用と輸入鋼材鈑桁の転用など、経済性と工期短縮を考慮した昭和初期の地方鉄道線建設を伝える橋梁。




平成18年度認定
張碓橋
小樽市 竣工年:1933(昭和8)年

昭和初期の札樽国道開削の歴史を伝える唯一の土木遺産。北海道最初の鋼製プラット型バランスドアーチ橋。




平成14年度認定
旭橋
旭川市 竣工年:1932(昭和7)年

日本を代表する大型のバランスト型のタイドアーチ橋